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新しく家を建てるとき、忘れてはいけない駐輪スペースについてのお話

駐輪スペースは忘れてしまいがち?しっかり決めておくのが良いです!

今回は駐輪スペースについての記事となります。
新築の外構工事では、庭やフェンス、門や駐車場などさまざまな工事があります。
そんな中、実は割と忘れられたりする可能性があるのが駐輪スペースです。

駐車場の端にでも自転車を置いておけばいいかとそのままにしておくと、
実際の生活が始まった段階で色んな不便を感じたりするかもしれません。

今回は、そんな後回しにされがちな駐輪スペースについて、
設置方法のおすすめや必要な広さなどについて触れていきたいと思っています。

駐輪スペースの様々な設置方法の中から代表的なものをご紹介!

では、早速ですがどのような種類の設置方法があるのかをご説明していきます。
お客様がよく選ばれるタイプの中から厳選しました。

専用サイクルポート

駐輪スペースと言ったらまずはこれ。
自転車やバイクを駐輪するために作られた、小さ目サイズの展開が特徴です。
屋根の高さを駐車場とは別に低く設定が出来るため、雨や風の影響を比較的受けにくくすることが可能です。
サイズや内容によって異なりますが、比較的安価となっており、とても人気の設置方法です。

基本的に側面には囲いがありません。そのため、設置する場所によっては横からの雨などが当たることもあります。その他、メリットやデメリットは以下の通りです。

【メリット】
自転車やバイクを駐輪するのに大きさが丁度よい
屋根が低く、雨や風の影響を受けづらい
比較的安価

【デメリット】
基本的には側面がないため、横からの雨などに弱い
サイズの大きさが限られている

テラスを活用する設置方法

テラスは、洗濯物を干したりゴミ箱を設置したりと色々な用途で活用されています。
大きめのテラスを設置して、駐輪スペースとうまい具合に組み合わせて使用することが出来れば、スペースや費用の節約にもなります。

しかしながら、テラスの状況などによっては自転車の出し入れが困難になったり、駐輪台数の制限ができたりします。メリットデメリットをご紹介します。

【メリット】
スペースが狭いところへの設置が出来る
別の用途と兼用して活用出来る
建物自体が側面となる側からの風などの影響を受けない

【デメリット】
設置する場所によっては自転車の出し入れが困難になる
屋根が高くなり雨風の影響を受けやすい
建物によっては、テラス設置が出来ない可能性もある

物置と一体型の駐輪スペース

物置と一体型で駐輪スペースを設置することも可能です。
サイクルポートより駐輪部分の値段の設定が高くなりますが、その分物置と併せて頑丈な囲いがあります。
雨や風を凌ぐにはもってこいです。
あくまで物置と繋がっている状態のため、すでに別の物置がある場合などには候補から外されることが多いです。

【メリット】
側面と屋根部分がしっかりと囲われているため、雨風からしっかりと守ることが出来る
物置と一緒なので造りがとても頑丈
一体型なので見た目もスマート

【デメリット】
物置+駐輪スペースを設置出来る広さが必要
物置の分もあるため初期費用が掛かる

カーポートと兼用

カーポートと駐輪スペースを一緒に設置する方法です。
駐輪スペースを作るのなら、同じところで車も停めるようにしたい。と言うお客様にお薦めです。

車と一緒に利用するため、見た目はスッキリと納まります。
しかし、車優先の造りのため屋根が高くなったりして雨や風の影響を受けやすいです。
メリットやデメリットは以下のとおり。

【メリット】
駐車場と兼用するので見た目がスッキリする

【デメリット】
屋根が高くなりがちで、横からの雨などに打たれやすい
1台用のカーポートであると、サポート柱が必要となる
初期費用がかかる

駐輪スペースとして必要な広さと雨風対策について

いかがだったでしょうか。
実はさまざまな設置方法がある駐輪スペースのご紹介をさせていただきました。
ここからは、実際に必要な広さなどについて紹介いたします。

広さについて

駐輪スペースとして必要な面積はいくらでしょうか。
最低限必要と言われている奥行きは1.8mです。幅としては1台あたりにつき0.6mと言われています。
4人家族として、1人1台だとすると2.4mのスペースが必要であると言えます。

結構広くない?と思われるかもしれません。
しかし、自転車は停めておくだけでなく簡単に出し入れ出来ることも大切です。
買い物や通勤、通学などで他の自転車を少し移動させて出したりするのは、地味に面倒なことでもあります。

また、駐輪スペースとして大切なのは、玄関からの導線です。
家を出て駐輪スペースまで向かうのに、歩きづらかったり狭かったりすると不便ですよね。
自転車は比較的使うタイミングが多い乗り物です。
日々使用することがあるからこそ、使いやすく停めやすい駐輪スペースがあると毎日が少し楽になります。

まとめ

今回は駐輪スペースについてご案内しました。
今回出てきたカーポートについての過去記事などもありますので、是非一度ご覧ください。

『カーポート』の工事費用を安く抑えるには?|コツと床の素材

駐輪スペース、新築時に実は作らなくて後悔している。困っているというお客様からのご相談を受けます。
一度完成してしまうと、限られた場所への設置方法などを模索しなければなりません。
忘れていまいがちな駐輪スペースですが、是非この記事をご覧になった方は、新築を建てる時に思い出してください。

&.AnFINIは和泉市、高石市、堺市を中心に関西近郊での外構工事を承っております。
お客様にあったご提案ができるよう、お話をしっかりとお伺いいたします。
駐輪スペースもお洒落に仕上げることも出来ます。

お時間ございましたら、是非一度お尋ねください。

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