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【『カーポート』設置前に知っておきたい!基本知識と注意点】

  • 「カーポートって本当に必要?」
  • 「柱が邪魔で、駐車しずらくならない?」
  • 「家の外観を損なわないか不安」

外構工事の中でも、特に人気の高い『カーポート』。

しかし、実際にカーポートを設置したことで、逆に不便にならないか…。

家との調和がうまく取れるか、不安を抱えている人は多くいます。

せっかくカーポートを設置するのなら、工事後に「思っていたのと違う」と後悔したくありませんよね。

そこで今回は、あなたが後悔しないための「カーポートの基本知識」と「駐車以外の活用法」などを紹介していきます。

カーポートとは?

カーポートとは、「柱」と「屋根」だけで作られる、開放感のある車庫のことです。

周りの壁がないため、ガレージよりも安価で工事することができます。

  • 雨、鳥のフンなどの汚れから守ってくれる
  • 車を日光から守り、車内温度の上昇をおさえる
  • 雨の日でも、荷物を出し入れしやすい
  • チャイルドシートから赤ちゃんを降ろしやすい

他にも、「車の塗装焼けを防止する」「洗車の回数を減らす」など、様々なメリットがあります。

耐用年数は、15年

国税庁が定めている、カーポートの耐用年数は15年です。
しかし、環境やカーポートの素材により、実際に使用できる年数は変わります。

あなたは、15年を短いと感じましたか?
それとも、思ったより長く感じたでしょうか。

カーポートは、家のように一生ものではないのも事実…。

予算や使用したい用途をよく考えて、外構工事をすることがポイントです。

駐車場だけじゃない!「活用方法」

カーポートの用途は、「駐車場」だけではありません。

  • 屋外の子供の遊び場(プールなど)
  • 自転車置き場
  • 家族の交流場(バーベキュー)
  • ワンちゃんのスペース
  • 洗濯物を干す場所

上記のように、様々な用途で活用されています。

天井に電気を設置したり、シャッターを取り付けたりすることで、より幅広く利用することが可能です。

では、カーポートの屋根や柱の種類は、一体どんなものがあるのでしょうか?

基本から一緒に、確認していきましょう!

柱の素材

アルミ素材

アルミは、錆びにくく劣化しにくい素材です。
軽量のため、強風や地震などにも強く耐久性があります。

スチール素材

アルミと比べて錆びやすいため、防錆対策が必要です。
頑丈で、アルミより低コストのため、柱の素材として多く使われています。

屋根の素材

アルミ素材

最大の特徴は「錆びにくい」ところです。
劣化しにくく、長く使用することができます。

スチール素材

スチールは、強度が高く丈夫なので、雪が積雪する地域でオススメです。
耐荷重性に優れています。

ポリカーボネート板

屋根の素材として、最も多く使用されているポリカーボネート板。
プラスチックでできており、加工がしやすい素材です。
温度の変化に強く、防火性能もあります。
耐久性も十分です。

熱線遮断FRP板

強度を上げるために、プラスチックにガラス繊維などを加えたもの。
熱線遮断加工をしているので、太陽光を遮断し車内の温度が上昇することを防ぎます。

屋根の形状タイプ

それでは、続いて屋根の形状の種類について紹介していきます。

フラットスタイル

フラットスタイルは、一直線の形状の屋根タイプです。
洗練された、スタイリッシュなイメージになります。

ラウンドスタイル(アール型)

ラウンドスタイルは、カーブを描いている屋根タイプです。
優しい印象を与えてくれ、どんな家にも馴染みやすいところがポイント。

柱の位置(支持タイプ)

カーポートのデザインは、柱の本数や位置によって変わります。

片側支持タイプ

柱が片側のみのカーポートです。
主に1台用として、選ばれることが多いタイプです。

車を出し入れする際に、柱が邪魔になりにくいメリットがあります。

両側支持タイプ

両側に柱があるカーポート。
他のタイプと比べて、雨風に強く安定感のある支持タイプです。
車を2台以上、駐車したいと考えている人にオススメです。

後方支持タイプ

柱が後方にあり、圧迫感がなく、駐車しやすいという利点があります。
駐車スペースが狭い方に適しています。
ドアも開けやすく、荷物の出し入れもスムーズにできます。

見落としてない?「注意」するポイント

どうでしょうか。
徐々に、あなたが考える理想のイメージは膨らんできたでしょうか?

しかし、まだまだ油断は禁物です。
工事後には、家と共に長く付き合っていくカーポート。

ここで「見落としがち」なポイントも確認していきましょう!

未来の車の所有数・大きさも考慮する

生活を続ける中で、所有物も変化していきます。
自動車も同様で、「家族の人数の変化」や「用途」によって台数が増えたり、車自体が大きくなる可能性があります。
いざ買い替えたときに、カーポートに入らなければ、大問題…。

将来、どんな車に乗り換えるか、想像するのは簡単ではないですが、外構工事の前に考慮しておきましょう。

日当たりを確認する

そして、もうひとつ見落としがちなのが、日当たり問題です。
工事後に、「室内の日当たりが悪くなってしまった!」と後悔しないように…。
日差しが、家のどの位置から入ってくるのか、事前にチェックしておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
不明瞭だった、カーポートへのイメージが、少しは明確になったでしょうか。

しかし、家と調和している、お洒落なカーポートを完成させるには、やはり経験が必要だったりします。
大阪で外構工事を考えている方…。
デザインの不安やお悩みを抱えている方は、ぜひ弊社にお気軽にご相談いただければと思います。

弊社は和泉市、高石市、堺市を中心に関西近郊での外構工事を承っております。

この記事が、あなたのより快適で豊かな生活の手助けとなれば、幸いです。

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